チーム保育の園は何が違う?保育士の負担を減らす職場の特徴

保育士が働きやすさを重視するなら知っておきたいチーム保育の特徴を解説

【この記事のポイント】

チーム保育とは、複数の保育士がクラスや複数クラスをチームで担当し、業務を分担しながら子どもを保育する方法で、一人担任制よりも負担や責任を分散しやすい仕組みです。

この記事では、愛知県で園を運営する「幸の華グループ」をはじめとした園運営の視点から、チーム保育のメリット・デメリット、持ち帰り仕事や残業への影響、制度面(チーム保育推進加算)と職場選びのチェックポイントを解説します。


今日のおさらい:要点3つ

一言で言うと、チーム保育の園は「複数の保育士で役割分担できるので、一人担任制よりも負担・責任・持ち帰り仕事を減らしやすい」働き方です。

国の「チーム保育推進加算」制度により、配置基準より多く保育士を配置した園には人件費が加算され、職員のゆとり配置や定着促進が後押しされています。

最も大事なのは、「チーム保育」と掲げるだけでなく、実際に分担・情報共有・加配配置が機能しているかを、園見学や面接で確認することです。


この記事の結論

結論:チーム保育とは、複数の保育士でクラスや複数クラスを担当し、保育や事務を分担する保育方法で、保育士の負担軽減と保育の質向上を目的としています。

チーム保育の主なメリットは、複数の目で子どもを見守れる、安全性の向上、責任と仕事量の分散、苦手分野のカバー、事務時間の確保などです。

一言で言うと、「持ち帰り仕事を減らしたい・一人で抱え込みたくない保育士さんにとって、チーム保育の園は働きやすい職場候補になりやすい」ということです。

初心者がまず押さえるべき点は、求人票や見学で「複数担任制・加配・チーム保育推進加算の有無・情報共有の仕組み」を確認することです。


チーム保育とは?一人担任制との違いと基本のイメージ

チーム保育とは「複数の保育士で1クラスまたは複数クラスを担当し、役割分担しながら保育を行う方法」です。

一人担任制のように一人の保育士がクラス運営全般を担うのではなく、「活動担当」「環境準備」「書類・連絡帳」「保護者対応」などをチーム内で分け合うイメージです。

代表的な特徴

  • 複数の保育士がクラスを担当する複数担任制や、隣り合うクラスをまたいで見る形が多い
  • 「子どもを見る人」「事務を進める人」を場面ごとに分けられるため、メリハリをつけて仕事がしやすい
  • 新人とベテランが組むことで、OJTやスキル共有がしやすい

一言で言うと、「一人で全部やる」のではなく、「チームで保育をつくる」スタイルです。

チーム保育が注目される背景と国の方針

チーム保育は、保育士の負担軽減と質の高い保育を両立する方法として、国の制度面からも後押しされています。

チーム保育推進加算

2016年度から始まった加算で、配置基準より多く保育士を配置しチーム保育を行う園に、人件費相当額が加算される仕組みです。一定の要件(例:平均経験年数・定員規模など)を満たす園が対象となり、保育士1〜2人分の人件費に相当する額が給付されます。

加算の趣旨

厚生労働省の資料では、「チーム保育体制の整備により、保育士の負担軽減やキャリアに応じた賃金改善による定着促進を通じ、全体としての保育の質向上を図る」とされています。

一言で言うと、「チーム保育は、保育士の働きやすさと保育の質を両方高めるために、制度的にも推進されている保育のかたち」です。


チーム保育の何が違う?保育士の負担・持ち帰り仕事・働き方への影響

チーム保育だと、何がラクになる?

「仕事量」と「責任」と「心理的負担」の3つが分散される点が大きなメリットです。

複数の目で子どもを見守れる

一人担任制よりも「目」が増えるため、子どもの安全確保や気づきが増えます。

仕事量の分担ができる

保育の活動中に一人が子どもを見る間、もう一人が書類や準備を進めるなど、役割分担が可能です。行事準備やおたより作成など、「一人で抱えて夜に持ち帰る」仕事をチーム内でシェアしやすくなります。

責任を分け合える

子どものトラブル対応や判断を複数人で相談しながら決められるため、「自分が全責任を負っている」というプレッシャーが軽くなります。

苦手分野を補い合える

制作・行事進行・保護者対応など、得意な先生が担当をリードし、苦手な部分をカバーし合える環境が作りやすいとされています。

一言で言うと、「チーム保育は”任せる勇気”を作ることで、保育士の心身の負担を軽くする仕組み」です。

持ち帰り仕事や残業は本当に減るの?

一言で言うと、「チーム保育は持ち帰り仕事を減らすための強力な土台になります」が、園の運用次第でもあります。

役割分担で事務時間を確保しやすい

チーム保育の園では、「活動担当」と「事務担当」を時間帯で切り替え、日中に記録や準備を進めやすい環境を整えている例があります。

加配で余裕が生まれる

チーム保育推進加算などで職員を1〜2人多く配置できる園では、フリー保育士が書類や支援に入れるため、持ち帰り仕事の削減につながりやすいです。

一方で、行事のこだわりや書類量が多すぎる園では、持ち帰り仕事が残ってしまうケースもあります。「チーム保育+業務の見直し+管理職の意識改革」がセットになっている園ほど、持ち帰り仕事の削減に成功しやすいと言えます。

チーム保育のデメリット・注意点は?

メリットが多い一方、「情報共有」と「人間関係」が鍵になります。

情報共有の手間

複数人で同じクラスを担当するため、子どもの様子や保護者とのやりとりを日々共有する仕組みが必須です。

方針・価値観の違い

保育観や叱り方・褒め方の違いがあると、チーム内でぶつかることもあり得ます。

「誰が責任者か」があいまいにならない工夫

保護者対応や事故対応など、最終判断を誰が行うのかを明確にしておかないと、対応がぶれてしまう可能性があります。

一言で言うと、「チーム保育は、分担だけでなく”話し合いの文化”がある園ほど、真価を発揮する働き方」です。


園選びで「チーム保育かどうか」をどう見極める?

求人票・見学でどこをチェックすればいい?

「言葉だけでなく、実際の体制と加配の有無」を確認することが大切です。

複数担任制か、一人担任制か

求人票やホームページに「複数担任制」「チーム保育」と書かれているかを確認します。

フリー保育士・加配の配置

クラス外から入れるフリー保育士や加配職員がいるかどうかを見学時に確認します。

チーム保育推進加算の有無

園がチーム保育推進加算の対象か、配置基準より多い職員配置を意識しているかを、園長や担当者に質問してみましょう。

情報共有の仕組み

引き継ぎノート・ICTシステム・ミーティングなど、チーム内で情報を共有する仕組みがあるかを確認します。

一言で言うと、「”チーム保育”と書いてあるだけで安心せず、人数・役割・共有の仕組みまで具体的に聞いてみること」が重要です。

チーム保育はどんな保育士に向いている?

一言で言うと、「一人で抱え込まず、相談しながら保育したい人」に特に向いています。

向いているタイプ

  • 他の先生と話し合いながら保育を考えるのが好きな人
  • 得意・苦手をお互いにカバーし合いたいと思う人
  • 新卒や経験が浅く、一人担任が不安な人
  • 子どもの自主性やコミュニケーション力を、異なる先生との関わりの中で育てたい人

逆に、「自分のペース・やり方をあまり変えたくない」「人と相談するより一人で決めたい」というタイプの方は、最初は戸惑うことがあるかもしれません。ただし、「チームの中で少しずつ自分の得意を活かせる」働き方なので、長く見ると多様な保育士にとってプラスになるケースが多いとされています。

幸の華グループの園を見るときのポイント(企業目線)

企業として園を運営する立場からも、チーム保育は「保育士の定着と保育の質」を両立させる重要なキーワードだと考えています。

私たちが大事にしている視点

  • 一人ひとりが抱え込まない体制(複数担任・フリー配置・会議の場)
  • 情報共有の仕組み(記録の一元管理・ミーティング・ICT活用)
  • 経験年数のバランス(新人とベテランがチームで組める配置)

一言で言うと、「チーム保育=保育士の”働きやすさ”と”子どもの育ち”を両方守るための園づくりの方向性」だと私たちは考えています。


よくある質問

Q. チーム保育とは何ですか?

複数の保育士でクラスや複数クラスを担当し、保育や事務を役割分担して行う保育方法です。

Q. チーム保育のメリットは何ですか?

複数の目で子どもを見守れること、仕事量と責任を分散できること、苦手分野をカバーし合えることなどが挙げられます。

Q. チーム保育だと持ち帰り仕事は減りますか?

役割分担や加配により日中に事務時間を取りやすくなるため減りやすいですが、園の運用次第でもあります。

Q. チーム保育推進加算とは何ですか?

配置基準より多く保育士を配置しチーム保育を行う園に、人件費相当額が加算される制度です。

Q. チーム保育のデメリットはありますか?

情報共有の手間が増えることや、保育観の違いによるチーム内の摩擦などが注意点として挙げられます。

Q. 新人保育士にもチーム保育は向いていますか?

ベテランと一緒にクラスを担当できるため、OJTの機会が増え、新人には特に適した環境と言えます。

Q. 園見学でチーム保育かどうかはどう見抜けますか?

複数担任制・フリー保育士・加配の有無、共有ノートやICTなどの情報共有の方法を質問・観察すると分かりやすいです。

Q. チーム保育でも、人間関係が悪いと大変ですか?

はい。分担や相談が前提のため、チーム内のコミュニケーションが円滑かどうかが働きやすさを大きく左右します。

Q. 持ち帰り仕事をゼロにしたい場合、何を重視して園を選ぶべきですか?

チーム保育体制に加え、業務の見直しや管理職の意識改革など、働き方改革に取り組んでいるかを確認することが重要です。

Q. チーム保育の園は給料にも影響がありますか?

チーム保育推進加算により人件費が加算される園もあり、その分を配置や処遇改善に回している園もあります。


まとめ

チーム保育は、複数の保育士でクラスを担当し、保育・事務・保護者対応を分担することで、責任と仕事量をシェアできる働き方です。

国のチーム保育推進加算により、配置基準より多い保育士を配置する園には人件費加算が行われ、保育士の負担軽減と定着促進を通じて保育の質向上を図る方針が示されています。

一言で言うと、「チーム保育の園は、一人で抱え込まずに働きたい保育士さんにとって、持ち帰り仕事の削減と働きやすさを両立しやすい職場候補」です。

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