行事が多い保育園は大変?働き方への影響と確認したいポイント

行事の数より大事なこと――準備の仕組みとサポート体制で負担感は変わる


この記事のポイント

行事が多い=大変、とは一概には言えませんが、「行事準備をどのくらい業務時間内で行えるか」「分担とサポート体制があるか」で、保育士の負担感は大きく変わります。幸の華グループを運営する立場から、行事の多さが保育士の働き方に与える影響、行事が多い園・少ない園それぞれのメリット・デメリット、職場選びで確認したいポイントを整理して解説します。


今日のおさらい:要点3つ

  • 「行事が多い保育園は準備と持ち帰り仕事が増えやすい」が、「準備を園全体でシェアできている園」なら大きな負担になりにくい。
  • 行事が多い園は「やりがい・達成感・保護者との一体感」が強み、行事が少なめの園は「日常保育に集中でき、残業が少なめになりやすい」のが特徴。
  • 最も大事なのは、「行事の数」よりも、「行事準備をいつ・どこで・誰が・どこまでやるのか」を求人や見学で具体的に確認すること。

この記事の結論

  • 行事が多い保育園は、準備・書類・制作物などで業務量が増えやすく、残業・持ち帰り仕事に直結しやすいため、働き方に影響する。
  • 行事が多い園のメリットは、子どもや保護者との思い出・達成感・スキルアップ、デメリットは準備の負担・繁忙期の長時間労働・プレッシャーの高さ。
  • 「行事の多さ」よりも、「準備を業務時間内にどこまでできるか」「分担とサポートがどれだけあるか」が働きやすさを左右する。
  • 職場選びでは、園見学や面接で「年間行事の数」「準備の進め方」「残業・持ち帰りへのルール」を具体的に質問することが重要。
  • 結論:行事の数で職場を決めるのではなく、「自分の大事にしたい働き方」と「園の行事運営の仕方」が合っているかを見て選ぶことが大切。

行事が多い保育園は何が大変?働き方にどう影響するか

行事の多さは「準備の多さ」とほぼセット

行事が多い保育園では、「保育時間外に必要になる仕事」が増えやすいです。行事には当日の運営だけでなく、次のような準備が伴います。

  • 企画・進行表の作成(プログラム・タイムテーブル)
  • 保護者向けのおたより・案内文書の作成
  • 練習の計画(リハーサル・導線・並び順)
  • 制作物(飾り・小道具・衣装・背景)の準備
  • 当日の役割分担表・安全対策の検討

「行事の数=準備と書類の数」になりやすく、ここが保育士の負担ポイントです。

行事が多い園で起こりがちな負担

行事が多い園では、次のような状況が起きやすくなります。

  • 行事前は毎日その準備で、日中の保育と並行して動き続ける
  • 練習時間が増え、日常保育の時間が圧迫される
  • 制作物を自宅で作る、プログラムやしおりを持ち帰って作成する
  • 本番直前の週は、残業が続く、休日も準備で落ち着かない

園が「準備の時間」を勤務時間の中に組み込んでいれば負担は軽くできますが、そうでない場合、行事が増えるほど持ち帰り仕事も増えやすい構造になります。「行事が多いほど、園の仕組み次第で天国にも地獄にもなり得る」というのが実態です。

行事が多い園の良い面も押さえておく

「行事が多い=悪い」ではありません。行事の多い園だからこそのプラス面もあります。

  • 子ども・保護者と一緒に大きな達成感を味わえる
  • 発表会・運動会などで子どもの成長を実感しやすい
  • プログラム作成・舞台演出・制作など、スキルの幅が広がる
  • 保護者との信頼関係が深まりやすい

「作るのが好き」「見せる場を作るのが楽しい」タイプの保育士にとっては、大きなやりがいにつながる働き方でもあります。行事が多い園ほど、”やりがいと負担”がセットになっていると捉えるとイメージしやすいです。


行事が多い園・少ない園の違いと、保育士の働き方への影響

行事が多い保育園と、少ない保育園の違いは?

「年に何回、どんな規模の行事があるか」と「行事にどれだけ力を入れているか」が大きな違いです。

行事が多い園の傾向(例)

  • 毎月のように何らかの行事(親参加の行事・発表会・運動会・バザーなど)がある
  • 規模の大きい行事に時間と人手をかける
  • 衣装・背景・装飾も凝っている、写真・動画にも力を入れる

行事が少ない園の傾向(例)

  • 基本的な季節行事は行うが、保護者参加行事は絞っている
  • 「日常保育の延長」としてシンプルな形で行事を実施する
  • 準備は最小限、子どもの経験と安全に重点を置く

「行事の数」と「どこまでこだわるか」の組み合わせで、現場の負担は大きく変わります。

働きやすさの観点から見た、それぞれのメリット・デメリットは?

働き方という視点で整理すると、次のようになります。

行事が多い園のメリット

  • 子どもの成長の場面が多く、保育士としての達成感が大きい
  • 制作や演出が好きな人には、力を発揮できる機会が豊富
  • 保護者との接点が増え、信頼関係をつくりやすい

行事が多い園のデメリット

  • 準備と練習の負担が増え、繁忙期の残業・持ち帰り仕事が多くなりがち
  • 行事中心のスケジュールになり、日常保育が慌ただしくなりやすい

行事が少なめの園のメリット

  • 日常保育に時間を使いやすく、子どもとゆったり関わりやすい
  • 行事準備に追われず、残業や持ち帰りが少なくなりやすい

行事が少なめの園のデメリット

  • 大きな達成感や「ステージで輝く瞬間」を経験する機会は相対的に少ない
  • 保護者との交流機会が少なく、園の工夫が必要になる

どちらが良い悪いではなく、自分の性格や大事にしたい働き方に合うかどうかが選ぶポイントになります。

行事が多くても”働きやすい園”に共通する特徴は?

「準備の仕方と、園全体のサポート」に特徴があります。

行事準備の時間を勤務時間内にしっかり確保している 事務時間・準備時間をシフト表に組み込み、日中に制作や計画を進められるようにしている。

分担が明確で、一人の担任に負担が集中しない クラス間・学年チーム・フリーの先生が、企画・制作・当日運営を分担している。

「ここまでで良い」という共通ラインがある 見栄えよりも安全と子どもの経験を優先し、過度に凝りすぎない文化がある。

行事後の振り返りで、負担が大きかった部分を見直している 毎年同じ大変さを繰り返さず、改善していく姿勢がある。

こうした園では「行事は多いけれど、持ち帰り仕事は少ない」「大変だけど、ちゃんと準備の時間があるから頑張れる」と感じる保育士が多くなります。「行事の数」ではなく、「行事をどんな前提で運営している園なのか」が最も大事なポイントです。


職場選びで「行事の多さ」をどう見極める?確認したい具体的なポイント

求人票や見学で、どんな質問をすればいい?

「年間の行事数」と「準備の進め方」「残業・持ち帰りとの関係」を具体的に聞くことが重要です。

  • 年間行事はどのくらいありますか?(保護者参加・園内行事を含めて)
  • 行事準備は、主に勤務時間内と持ち帰りのどちらが多いですか?
  • 行事前は、平均してどれくらい残業が発生しますか?
  • 行事の飾りや衣装づくりは、園全体で分担しますか?担任任せですか?
  • 行事の企画は、担任主導ですか?園としてのフォーマットはありますか?

「何となく大変そうかどうか」ではなく、「数字(回数)と仕組み」を言葉にして聞いてみるのがポイントです。

行事の多さが不安なとき、どう判断すればいい?

「自分が何を優先したいか」を決めたうえで見ると判断しやすくなります。

  • プライベート時間や体力を守りたい → 行事は基本的なものだけ・準備はシンプルな園
  • 子どもの成長や発表の場を重視したい → 行事は多めでも準備を園全体で支えてくれる園
  • まずは経験を積みたい新卒 → 行事は一定数あるが、先輩がフォローしてくれる園

「行事が多い=絶対無理」と決めてしまうのではなく、「行事が多い園でも、サポートが手厚い園」を探すという視点も持っておくと選択肢が広がります。

園側(企業)として大事にしているバランス

幸の華グループを含め、園を運営する側としては、「行事の経験」と「保育士の健康・働きやすさ」のバランスが何より重要です。企業目線で意識していることは次のとおりです。

  • 行事の目的を明確にし、「やること」と「やらないこと」をはっきりさせる
  • 行事ごとに準備のスケジュールと担当を決め、勤務時間内に進められるようにする
  • 保育士の声(負担感・改善点)を次年度の行事計画に反映する

「行事の数」ではなく、「行事の質と運営方法」で保育士の働きやすさを守っていくことが大切だと考えています。


よくある質問

Q. 行事が多い保育園はやっぱり大変ですか?

準備・書類・練習が増えるため大変になりやすいですが、園が時間と分担をきちんと確保していれば負担は軽くできます。

Q. 行事が多い園と少ない園、どちらが良いですか?

優劣ではなく、達成感や行事のやりがいを求めるか、日常保育のゆとりと残業の少なさを重視するかで合う園が変わります。

Q. 行事が多い園は持ち帰り仕事が多くなりますか?

準備時間を勤務内に取れなければ持ち帰りが増えがちで、事務時間や分担がある園ほど持ち帰りを減らしやすいです。

Q. 園見学で行事の負担を見抜くには?

年間行事表、準備の進め方、残業や持ち帰りの実態、分担方法について具体的に質問するのが有効です。

Q. 行事準備が苦手でも保育士は続けられますか?

行事の少ない園や準備をチームで分担する園を選べば、苦手をカバーしながら働き続けることは十分可能です。

Q. 行事の多さは求人票だけで分かりますか?

ざっくりは分かりますが、実際の負担感は見学や面接での質問と、園の雰囲気を見て判断する必要があります。

Q. 働きながら行事準備に追われてつらいときはどうしたらいいですか?

まずは同僚や主任に負担感を共有し、分担やスケジュールの見直しを相談するのが第一歩です。

Q. 新卒で行事が多い園に入るのは避けたほうがいいですか?

行事が多くても、先輩がフォローし、準備のやり方を教えてくれる園なら、学びの機会としてプラスに働くことも多いです。

Q. 転職活動で「行事が多すぎてつらかった」と伝えても大丈夫ですか?

正直に伝えつつ、「どのような行事なら頑張れるか」「どんなサポートがあれば続けられるか」もセットで話すと前向きな印象になります。

Q. 行事の多さ以外で、働きやすさを見るポイントは?

書類の量とICT化、休憩の取りやすさ、チーム保育の有無、園の保育方針と自分の考えの相性なども重要です。


まとめ

  • 行事が多い保育園は、準備・書類・制作物などでどうしても業務量が増えやすく、働き方に与える影響も大きい。
  • 「行事の数」よりも、「準備を勤務時間内でどれだけ進められるか」「分担とサポート体制があるか」で、負担感は大きく変わる。
  • 「行事の多さ」で職場を決めるのではなく、「自分の大事にしたい働き方」と「園の行事運営の仕方」が合っているかを見て選ぶことが大切。

🔹 保育士必見!園ごとの働き方の違いを知ろう

💡 保育士の働き方はなぜ園によって違うのか
働きやすい保育園を見極める考え方を解説しています。
自分に合った園選びの参考にしたい方はこちらからチェック!

👉 保育士の働き方はなぜ園によって違うのか|働きやすい保育園を見極める考え方

特定非営利活動法人 幸の華

所在地
〒485-0041
愛知県小牧市小牧3丁目53
ルージュ小牧・アルデール1階 B

電話番号
0568-54-2869

受付時間
9:00〜18:00

休業日
土・日・祝日

従業員数
60名(2024年現在)

事業内容
認可小規模保育園の運営


🌸 公式サイト
https://yukinohana-sukusuku.com

🌸 採用情報はこちら
保育士・保育スタッフの募集内容は下記ページをご覧ください。
▼募集要項
https://recruit.yukinohana-sukusuku.com/category/recluit/

求人のお申し込みはこちら

求人エントリー / 保育園見学